どんな漫画?

1990年〜1996年に週刊少年ジャンプで連載開始していたバスケットボール漫画です。
作者は井上雄彦さん。
車椅子バスケを題材にした「リアル」、宮本武蔵が主人公の「バガボンド」なども大ヒットしています。
舞台は神奈川県。
湘北高校に通っている不良「桜木花道」が一目惚れした「赤木晴子」を通してバスケットボールに出会い、そこからのめり込んでいき全国制覇を目指す物語です。
バスケットボール漫画の金字塔と言われ、連載時はバスケを始める子どもが爆発的に増加しました。
バスケの楽しさはもちろん、人間ドラマも物凄く面白く描かれているのも大きな魅力です。
2022年映画化!

そんな大人気作品がなんと、連載終了から26年の時を経て映画化が発表されました!
まだ詳細は明かされておらず、ポスターや動画が公開されています。
グータッチのイラストが描かれていますね。上には『ただ負けたくなかった。』との文字も。
左側の手が右側に比べると少し小さい点、右側の手首には赤いリストバンドがある点などからネットでは様々な考察が飛び交っています。

こちらは湘北のスタメン5人が円陣を組んでいるポスター。
原作沿ったストーリーなのかもしれませんね。
なにはともあれ、近々発表されると思うので楽しみに待ちましょう!
ちなみにアニメ版だと完結はしておらず、インターハイ(全国大会)への切符を手にしたところまで描かれています。(単行本23巻)
純粋に考えると今回の映画で「全国大会編」が描かれると期待してしまいますよね!
様々な考察
映画のことだけでなく原作についてもネットでは様々な考察が飛び交っています。
その中でも面白いと思ったものを紹介します。
タイトルの「SLAM DUNK」
SLAMが湘北のスタメンを表し、DUNKがインターハイ4強を表す説。
S→桜木
L→流川
A→赤城
M→宮城・三井
D→大栄学園
U→浦安商業or梅沢
N→那覇水産
K→海南大附属
作者は元々三井はヤンキーのままで終わらせて、桜木の親友の水戸を入部させる予定だったそうです。水戸でもMになるのでこれは真実味がありますね。
インターハイの優勝校は作者の母校のモデルである「博多商大附属」との説もあります。
ちなみに作者の井上雄彦さんのインタビューで「自分の中で優勝校は決まっている。才能だけでのし上がったような森重寛擁する名朋工業の優勝にはしたくなかった。優勝校は作中に出てこない高校」との話をしていました。
登場人物
物語を彩る登場人物を紹介していきます。
湘北高校

安西先生率いる湘北高校。本作の主役のチーム。
特段バスケ部に力を入れている学校ではなく、キャプテン赤城のワンマンチームと思われており県大会ですら注目度は低い。
だが赤城は1年生の頃から「全国制覇」を目指し、日々練習に励んでいた。
そんな中、新入生の桜木、流川、2年生の謹慎が解除された宮城、3年生の不良から帰ってきた三井が加わり、全国制覇が現実味を帯びてくる。
マイケル・ジョーダンが在籍していたシカゴ・ブルズのような赤いユニフォームが印象的。
桜木花道

身長:187cm→189.2cm
体重:83kg
背番号:#10
ポジション:PF
名言:天才ですから
本作の主人公。
地元で有名な悪軍団。赤髪にリーゼントという見た目の怖さから、50人連続で女の子に振られ続けていたが、そんな時に晴子に出会う。
晴子への下心がキッカケでバスケ部に入ったものの、喧嘩しかしてこなかったド素人。
プライドが高くて練習もロクにしようとしなかったが、次第にバスケに本気で向き合うようになっていく。
自分がミスをしたせいで試合に負けた、という反省からリーゼントから坊主頭にしてくるシーンでは、バスケに対する真剣さが変わった瞬間が読み取れる。
序盤でレイアップシュート(庶民シュート)、中盤でリバウンド、終盤でジャンプシュートを身に付け、湘北になくてはならない存在へ。
ライバルである同級生の流川とは最後の最後まで協力しなかったが、ラストのハイタッチは思い出すだけで鳥肌が立つ名シーン。
モデルとなったNBA選手は
デニス・ロッドマン

見るからに似ている。赤い坊主頭に湘北のような赤いユニホーム。
プレースタイルもリバウンドを得意とする選手であり、また素行の悪い一面もあったりと共通点も多い。
流川楓

身長:187cm
体重:75kg
背番号:#11
ポジション:SF
名言:沢北じゃねえか!どあほう!
桜木とは真逆で女の子からモテ続けてきた超イケメン。
しかも桜木と同等の体格があるので、喧嘩も強い。
しかし恋愛に興味はなく、時間があれば寝るかバスケをするかという極端な性格。
中学時代からバスケの実力も飛び抜けており、どの高校に行ってもスタメンを取れる程の実力者。
晴子が流川に惚れていたことから、桜木から勝手にライバル視されており、やたらと突っかかってくる桜木のことを煙たがっていた。
バスケに不誠実な桜木を最初は見下していたが、次第に桜木の実力や努力を認め、心を開いていく。
上手くなりたいと向上心が強すぎるせいで、周りに頼ることはせず個人プレーで点を奪っていくスタイルで、一度ボールを持ったら滅多にパスは出さない。特に桜木には(笑)
モデルとなったNBA選手は
マイケル・ジョーダン

バスケを知らない人も名前を聞いたことはあるであろう「バスケの神様」。
プレースタイルが同じで、一度ボールを持ったら絶対に自分で点を取るという信念を持った選手。
赤木剛憲

身長:197cm
体重:90kg→93kg
背番号:#4
ポジション:C
名言:いいからテーピングだ!
湘北バスケ部のキャプテン。
怖い先輩として恐れられているが、面倒見が良い3年生。あだ名はゴリ。
勉強も怠らず、学校でも上位の成績を取っている優等生。
晴子の兄だが似てる要素はない。
夢は「全国制覇」インターハイで優勝すること。
高校の部活なんて楽しくやれればいいだろ、という部員たちとぶつかってしまい、次々と部員が減っていく。
他校からも認められる実力者ではあるが、チームスポーツのバスケでは思うような結果にならないことに苦しんでいた。
そして何よりも愛しているバスケを桜木から「玉入れ遊び」とバカにされて激昂し、1対1で勝負することになる。
これが桜木がバスケ部に入るキッカケになり、物語が動き出す。
モデルとなったNBA選手は
スコッティ・ピッペン

髪型も同じで、ポジションもセンター。
マイケル・ジョーダンとチームメイトでもあり、流川×赤木という点でも繋がりがある。
宮城リョータ

身長:168cm
体重:59kg
背番号:#7
ポジション:PG
名言:切符買っとけよ
喧嘩事件で謹慎処分になっていた問題児。
バスケ部のマネージャー彩子にゾッコンの恋する男子。
高身長が有利なバスケだが、低い身長とスピードを武器に戦う。
ちなみに喧嘩での得意技はドロップキック(飛び蹴り)。
自分よりデカい相手にも絶対に勝てないとわかっている喧嘩でも、ビビることなく挑む男らしさがあり、見た目も悪そうな髪型にピアスをしていて、彩子に一途なところから人気上位のキャラクター。
桜木とは息が合い、山王戦では連携でアリウープのアシストを決める。
余談だが、週刊少年ジャンプ特別読切「ピアス」という作品で「小学6年生のりょうたとあやこ」という人物が描かれている。
スラムダンクの宮城リョータと彩子かは明言されていないが、恐らくこの二人のストーリー。
モデルとなったNBA選手は
ケビン・ジョンソン

見た目もプレースタイルも他のキャラクターに比べると共通点は少ない。というかほぼない。
身長は185cmもありますが、2mを超える選手がウジャウジャいるNBAでは小柄な体格。
ただジャンプ力がずば抜けているため、宮城の飛び蹴りはここから来ているのかも…
三井寿

身長:184cm
体重:70kg
背番号:#14
ポジション:SG
名言:…もうないのか?ポカリ…
中学時代はバスケ界のスーパースターで、数々の高校からオファーがくるほどの実力者。
しかし怪我のせいでバスケが嫌いになり、道を外してしまい不良になってしまった。
不良になる前の1年生のときには、赤城と小暮と本気で全国制覇を目指していた。
宮城との喧嘩事件でバスケ部と一悶着あり、その後恩師である安西先生がいるバスケ部に復活。
不良のときに伸ばしたロン毛をバスケ部に復帰するとバッサリ短髪にカット。
桜木同様に真摯にバスケに向き合う姿勢が描かれている。
不良期間のブランクのせいで、体力が落ちているのがネックになっているが、シュート精度はすぐに取り戻した。
シュートを打った瞬間に「入る」とわかるので、ゴールに届く前に天に向かって人差し指を掲げる習性があるが、海南戦では外したことがある。
モデルとなったNBA選手は
マーク・プライス

3ポイントシュートを得意とする点や、膝の怪我に苦しんでいたという共通点もある。
木暮公延

身長:178cm
体重:62kg
背番号:#7
ポジション:SG/SF
名言:ドアを全部閉めろ!カーテンもだ!急いで!
湘北バスケ部の副キャプテン。
自分は一歩引いて周りを引き立てるような温厚な性格だが、実は熱く強い心の持ち主。
湘北メンバーが濃いので目立たないが、練習を真面目にこなしてきた実力者。
決めるべきところではしっかり決めてくれる頼れる副キャプテン。
本作では触れられていないが、実は普通にイケメンで勉強もできて、人間力も高いハイスペック男子。
モデルとなったNBA選手は
ジョン・パクソン

背番号が同じ7番で、シュートよりはアシストを得意とする選手。
人間性も穏やかで紳士的と共通点がある。
赤木晴子

身長:156cm
体重:42kg
背番号:無
ポジション:赤木家長女
名言:焼きうどん
赤木剛憲の妹とは思えない美少女。
中学時代の流川のプレーを見て一目惚れしている。
桜木をバスケ部に誘って、桜木へ毎試合エールを送っている。
だがこれは表面上であり、本当は流川を見に来ている可能性が高い。
桜木と二人きりで体育館にきて、シュートを見せるフリしてパンツを見せるあざとい系女子。
彩子

身長:163cm
体重:不明
背番号:無
ポジション:マネージャー
名言:あまりの滑らかさに鳥肌がたったわ
ハリセンを武器に部員をしごく、ドSな2年生の美人マネージャー。
宮城が片思いしているが、本当は両思いの匂いがプンプンする。
逆に違ったら相当な悪女。
貴ノ花が粘りが頭によぎる系女子。
控えメンバー
安田靖春 #6

“やすだやすはる”というまさかの”やす”被り。親のネーミングセンスに脱帽。
潮崎哲士 #8

彩子に負けないセクシーな唇の持ち主。
角田悟 #9

ポケモンのタケシと兄弟かと思うくらい目が細い。
石井健太郎 #12

よく泣く。
佐々岡智 #13

桜木に背番号を取られた男。
桑田登記 #15

小さなイケメン。
海南大附属高校

高頭力監督率いるバスケ部は神奈川県で常勝軍団あり、実力は全国でもトップクラスのチーム。
キャプテン牧は全国でも名前が知れ渡るほど。
牧紳一

身長:184cm
体重:79kg
背番号:#4
ポジション:PG
名言:海南のユニフォームをとった男だぞ
神奈川でNo.1、全国的に有名なトッププレイヤー。
宮城を抜くスピード、赤城に競り勝つパワーを持っている。
趣味のサーフィンで小麦色に焼けた肌。
高校生とは思えない貫禄があり、桜木から「君…高校生?」と言われたことも。
序盤はオールバックだったがいつの間にかセンター分けのイケメン風にイメチェンされている。
常勝軍団のキャプテンとして勝つことが当たり前で、試合前はピリピリしているが他校の試合を見ているときは割と穏やかな印象。
モデルとなったNBA選手は
マジック・ジョンソン

自分でも点を取れ、周りを活かすアシストまでこなすオールラウンダー。
大柄身長でポイントガードという共通点もあり。
神宗一郎

身長:189cm
体重:71kg
背番号:#6
ポジション:SG
名言:待ちくたびれましたよ…!
1年生の時はセンターだったが、高砂や牧にボコボコにされ監督から戦力外通告を受けていた。
だが腐ることなくに努力し続け、1日500本のシュート練習を欠かさず、海南のスタメンを手にした男。
スリーポイントの精度は神奈川県トップクラス。
湘北戦で桜木にブロックされた事を少し根に持っている。
あまりセリフは多くないが、圧倒的な存在感があるのが魅力のキャラクター。
モデルとなったNBA選手は
レジー・ミラー

スリーポイントを得意とし、神宗一郎のように一度ノってしまうと止まらない選手。
清田信長

身長:178cm
体重:65kg
背番号:#10
ポジション:SG
名言:ツメだけな
桜木同様にビッグマウスで、自称大型スーパールーキーと名乗っている。
とは言いつつも実力は折り紙付きで、180cmに満たない身長でダンクを決めたりと、海南でスタメンを獲得するほどの実力者。
同じキャラの桜木より、スーパールーキーとモテはやされる流川をライバル視している。
モデルとなったNBA選手は
ショーン・ケンプ

体格は違えど同じくダンクを得意とする選手。
マイケル・ジョーダン率いるブルズに敗れて優勝を逃しているので、モデルの流川との対立構造を描いているのかもしれない。
高砂一馬

身長:191cm
体重:80kg
背番号:#5
ポジション:C
名言:バシッ
赤城や魚住にはパワーや体格は劣るが、技巧派のセンター。
個人的には、見た目が赤城に激似なゆえに、桜木がパスミスをしたのではと今でも思っている。
ジェネリック版赤城。
モデルとなったNBA選手は
ブラデ・ディバッツ

技巧派のセンターという共通点がある。
宮益義範

身長:160cm
体重:42kg
背番号:#15
ポジション:PG
名言:やるぞ!この僕にできる限りのことを!
高校からバスケを始め、足も遅いにも関わらず3年間練習に耐え抜いて常勝軍団海南のユニフォームを手にした男。
神宗一郎を除けばNo.1と言われるシュート精度を持ち、仲間からの信頼も厚い。
ルックスはともかく、普通にカッコいいキャラ。
モデルとなったNBA選手は不明
小菅 #8

上手そうなルックス
アニメ版だと名前は「今中」
武藤正 #9

ノーマークシュートを外した記憶しかない
山本 #12
武園戦でジャンプボールした選手
小嶋 #14
武園戦、武里戦に出場した選手
陵南高校

田岡茂一監督率いる陵南高校。
海南の高頭力監督とは現役時代に火花を散らした先輩後輩。
今で言う仙道と流川だと言っても信じてもらえていない。
魚住純

身長:202cm
体重:90kg
背番号:#4
ポジション:C
名言:はらたいらさんに3000点
赤木をライバルと認めている通称ビッグジュン。
入部当初はデカいだけと周りからバカにされていたが、恩師の田岡監督に励まされ3年間の厳しい練習に耐え抜いた。
高校卒業後は家業の板前を継ぐため修行に専念していたが、赤城がピンチの時には遠くまで駆けつけてくれた赤城の盟友。
モデルとなったNBA選手は
パトリック・ユーイング

時代を象徴するセンター。
大きな身体もプレースタイルも共通点が多い。
仙道彰

身長:189cm
体重:79kg
背番号:#7
ポジション:PG
名言:ん?北沢?だっけ…?
天才と呼ばれるバスケセンスを持つ2年生。
時間にルーズでマイペースな性格なので、試合や練習に遅刻して監督に怒られている。
だが仲間からの信頼は厚く、コートにいるだけで士気が上がるムードメーカー。
神奈川No.1プレイヤー牧も「天才」認めるほどの実力者で、海南戦での牧との1on1は手に汗握る展開。
モデルとなったNBA選手は無し。
モデルは日本人ストリートバスケ選手のJUNさん。

横須賀の伝説と呼ばれており、神奈川県に縁のあるお方。
福田吉兆

身長:188cm
体重:80kg
背番号:#13
ポジション:PF
名言:ほわちゃあ!
オフェンス力は県内トップクラスですがディフェンスに不安がある選手。
海南の神宗一郎とは「ジンジン」「フッキー」と呼び合う関係性。
湘北戦での桜木とのマッチアップの際に、苦手なディフェンスを頑張っている姿は心が動かされる。
モデルとなったNBA選手は
ラトレル・スプリーウェル

ずば抜けたオフェンス力と苦手なディフェンス面、監督に暴力を振り謹慎になった点など共通点が多くある。
池上亮二

身長:183cm
体重:74kg
背番号:#5
ポジション:SF
名言:し、審判…!
ディフェンスに定評のあるでお馴染みの3年生。
それなりに活躍を見せる選手だが、湘北との練習試合で素人の桜木にちょっかいを出してお腹にチョップされて苦しんでいたり、無理なシュートを打って怒られたり、ルーズボールを追わずに怒られたりと、そんなイメージしかない。
越野宏明
身長:174cm
体重:62kg
背番号:#6
ポジション:SG
名言:まるでダンプカーだ
チームで1番負けん気が強いでお馴染みの2年生。
清田が陵南の控室に間違えて入ったときは「…ガードの越野…!」と覚えられていたので、そこそこの実力はあったのかと思うが、そこまで活躍するシーンは描かれていない。
ルーズボールを貪欲に追ったりと熱いプレーと言葉でチームを盛り立てる2年生。
植草智之

身長:170cm
体重:62kg
背番号:#8
ポジション:PG
名言:仙道…オレのミスなのに…
派手さはないがミスが少なくバスケットを良く知っているガードでお馴染みの2年生。
序盤に比べ中盤では顔つきが凛々しくなっている。
菅平

控えのセンター。見せ場はなく、逆に相手チームの勢いが増す描写に使われてしまった選手。
相田彦一

編集者の姉譲りの情報屋。
桜木のジャンプ力を目の当たりにし衝撃を受ける。
鳴き声は「要チェックや」
翔陽高校

緑のユニフォームが鮮やかで平均身長が高いチーム。
県内では海南に次ぐトップクラス。
他校のような監督はおらず、キャプテン藤間が選手兼監督をこなしていたが、これが敗因とも巷では言われている。
藤間健司

身長:178cm
体重:66kg
背番号:#4
ポジション:PG
名言:オレのいないとこでNo.1争いをするなよな
1年生の頃から強豪校である翔陽のスタメンのスター選手。
最後の大会湘北戦で14分しか出場できず敗退してしまった哀しきイケメン。
冬の選抜に向けてランニングをしている中、野球部のボールを拾って返球した際の、物凄い曲がるカーブを投げれる印象が一番強い。
モデルとなったNBA選手は
ラリー・バード

言わずとしれた名シューター。
セルティックスの緑のユニフォームも同じ。
花形透

身長:197cm
体重:87kg
背番号:#5
ポジション:C
名言:翔陽なら200点とってるぜ
電車の中でも顔が見えないくらいデカいというインパクトのある登場の選手。
黒縁メガネをかけているせいか冷静なキャラクターかと思いきや結構焦ってるシーンが多い。
桜木からファールをもらった際には眼鏡を破損。
モデルとなったNBA選手は
アキーム・オラジュワン

華麗なフェイダウェイシュートを決めたりとテクニックのあるセンター。
花形の初得点シーンでのプレーと瓜二つ。
長谷川一志

身長:190cm
体重:81kg
背番号:#6
ポジション:SF
名言:5点だ。それで終わりだ。
チームの主役になれる実力があるが、大人しすぎる控えめな選手。
三井に対して強い闘争心をもっており、前半5得点に抑えるディフェンス力。
控えめな長谷川が終盤にボックスワンでやらせてくれと藤間に志願するが、三井にボコボコにされ翔陽は負けた。
仙道のようなツンツンヘアーが印象的。
永野満

身長:193cm
体重:85kg
背番号:#8
ポジション:CF
名言:歩いた!歩いただろう今の!?
タイムアウトの際にチームメイトの長谷川とともに、桜木と流川にガンを飛ばしていた。
桜木のダンクに花形と一緒にふっ飛ばされた選手。
モデルはいないがスラムダンク連載終了後に井上雄彦さんが描いている「リアル」という車椅子バスケの漫画に「長野満」という男が登場する。

高野昭一

身長:191cm
体重:66kg
背番号:#9
ポジション:PG
名言:頼りになる奴だ…!
どことなく潮崎に似ている顔。
ワンピースのアーロン編で登場するチュウにも似ている。
伊藤卓

身長:180cm
体重:71kg
背番号:#4
ポジション:PG
正直この記事を書くまで私の頭の中からは完全に消えていた選手。
身長差を活かして優位にゲームを進めていたが、終盤に藤真と交代して以降登場はない。
三浦台
ガラの悪い面構えのチーム。
黒いユニフォームも悪そうな雰囲気を演出している。
だが意外にも打倒海南を胸に秘め、実は真面目に練習していた雰囲気はある。
村雨健吾

身長:188cm
体重:85kg
背番号:#4
ポジション:SF
名言:去年の借りは返すぜ、牧…!
湘北を見下し、湘北と互角に競り合った陵南も見下したことで陵南からはブタ呼ばわりの選手。
審判に見えないようにファールをしたりと見た目通りの嫌な奴。
試合終盤には桜木のスラムダンクが頭に炸裂し気絶する。
内藤鉄也

身長:196cm
体重:115kg
背番号:#9
ポジション:G/F
アニメ版オリジナルキャラクター。
ラグビー経験者でトップアスリートのようなムキムキの肉体を持つ。
アニメでは桜木のダンクを頭に食らうのはこの内藤。
荒木一雄

ヤスに対して「ヘイヘイ、おチビちゃん、抜くぞ~抜いちゃうぞ~」て言ってた人。
宮本和成

流川にもっと当たれ!と村雨から鼓舞されていた人。
武里

神奈川県ベスト4の強豪校。
得失点差で2位通過を狙う作戦で挑んだが、陵南にも湘北にもダブルスコアで大敗。
彦一の姉からは「1年でこんな差がついたのね」とガッカリされてしまう。
選手は「今村#6」のみ判明。
角野高校
湘北がインターハイ予選2回戦で戦った。
ベストメンバーではない湘北に点を取られすぎて公開処刑をされ、「もう嫌だ」「早く終わってくれ」と心の声が描かれている。
試合を見に来ていた花形に「翔陽なら200点とってるぜ」とボロカスに言われていた。
津久武高校
湘北がインターハイ予選4回戦で戦った。
古豪で昨年ベスト8。
キャプテンは赤木や木暮と中学時代の同期で監督も安西の教え子という裏設定。
箕輪高校
17年前のインターハイ予選で海南が初優勝した際の決勝の相手。
OBであるチエコスポーツの店の母校であり、「自分のシュートが入っていたら勝っていた」と今でも悔やんでいる。
山王工業

高校バスケ界で頂点に君臨する名門。部員は全員丸坊主。
現在の3年生の入部以来、2年間無敗でインターハイ3連覇という偉業を成し遂げた。
前年度のインターハイ準決勝では海南大付属を30点差で下し、今年度のチーム「ほぼ大学オールスター」OBに圧勝する実力。
現実の高校バスケでも名門の秋田県にある能代工業がモデルになっている。
作中で身長体重などの詳細は明かされていない。
漫画で描かれる湘北の最後の対戦相手。
湘北はこの最強のチームに死力を尽くし、劇的勝利を飾るが、満身創痍で挑んだ次の試合では「山王に勝ったチーム」とは思えないほどボロ負けをして物語が終わる。
深津一成

身長:180cm
背番号:#4
ポジション:PG
名言:点とるベシ…ピョン
最強チームのキャプテン。冷静な判断力、精度の高いシュート、パスセンスなど全てにおいてハイレベルな選手。
湘北がド派手なアリウープを魅せた際に、周りが「湘北まじか!すげぇ!」となる中、直後にミドルシュートを決めて「同じ2点だピョン」と言い放つほど冷静。
河田雅史

身長:194cm
背番号:#7
ポジション:CF
名言:アイサツしてこい
高校入学当時は165cmと小柄だったが1年間で25cmも身長が伸び、センターに至る。
身長が伸びるに連れてポジションが変わっていった為、全てのポジションに対応することができる。
「ゴツい顔の割にシュートエリアが広い」と沢北にも褒められる(イジられる)くらい広範囲から打てる選手。
実力は大学生を含めても全国TOP3には入るほどの実力者で、赤城を完膚無きまでに封じ込めた。
沢北栄治

身長:188cm
背番号:#9
ポジション:GF
名言:痛いんすよほんとに!バカぢから!
高校生No.1プレイヤーと呼ばれる選手。
1年生ながら山王工業のスタメンになり、ビジュアルもキリッとしたイケメンの為、山王工業始まって以来のイケメンで女子からの人気も凄まじい。
ファンレターやTシャツをプレゼントされてるのも河田に見られており、調子こいてるべとプロレス技をかけられてシメられる。
仙道のようなオールラウンダータイプで1on1も凄まじく強く、日本では満足いく相手がいないので夏にはNBAを目指し渡米する。
野辺将広

身長:198cm
背番号:#5
ポジション:C
名言:させないよ赤坊主
トーテムポールのような顔立ちから桜木からは「ポール」と呼ばれる。
桜木を完全に封じ込めていたが、桜木が審判にバレないように野辺のユニフォームを引っ張り、飛べないようにされリバウンドで負けてしまう。
二度目の同じシチュエーションの時には「同じ手は食うか!」とユニフォームを引っ張られないように自らユニフォームをキュッと逆方向に引っ張り先手を打つ。
これが桜木の作戦通りで、二回目は引っ張るフリをしており、またリバウンドを奪われて完全にペースを乱されてしまった。
松本稔

身長:180cm
背番号:#6
ポジション:PG
名言:ヤツは打てねぇ!
普段はスタメンだが、監督の堂本の作戦で一ノ蔵と入れ替わっており、湘北戦はベンチスタート。
三井からも「こいううめぇ…」と思われるほどで、海南の武藤も「沢北がいなけりゃどこのチームにいてもエースになる男さ」と言われていた。
三井の「もう腕が上がらない」発言を鵜呑みにしてマークを甘めにしたせいで、次々とスリーポイントを決められてしまう。
一之倉聡

身長:171cm
背番号:#8
ポジション:PG
名言:…が、俺はない!
ディフェンスに定評のある池上の上位互換とも言える「すっぽんディフェンスの一ノ倉」。
沢北や河田も逃げ出すほどツライ合宿でも一度も逃げずにやり遂げた根性のある男。
三井がスタミナに不安があることを見抜いていた同元監督が、前半から一ノ倉に執拗にマークさせスタミナを削る作戦に出た。
河田美紀男

身長:210cm
背番号:#15
ポジション:C
名言:ごむぇん
河田雅史の弟で、作中では1番デカい。
兄に叱責されいつも謝っている。
実力は兄とは程遠いが、桜木が小さく見えるほどの体格差を活かしてゴールを量産する。
経験を積む為に起用されたが、最後は桜木にやり返されてほろ苦いデビューとなってしまった。
豊玉高校

2位通過の大阪代表。
旧監督の北野がラン&ガンを軸にしていた頃は強豪で知られており、現メンバーもその豊玉に憧れていた。
しかしラン&ガンスタイルでは思うような結果がでない為に、北野監督はクビになってしまい、後任の監督はラン&ガンを廃止することに。
納得のいかない選手たちは監督の指示を無視し、ラン&ガンを貫こうとするが、湘北との試合中に監督と選手達で衝突が起きてしまう。
南が負傷後にコートへ戻ってからは、監督も泣きながら応援して心が一つになったが、惜しくも湘北には敗北を期してしまう。
南烈

身長:184cm
背番号:#4
ポジション:SF
名言:ナガレカワ
大阪得点ランキングNo.1の選手。
小学生の頃、岸本と一緒に豊玉のベンチに忍び込み試合を間近で見学しようとしたときに北野監督と出会う。
2年前には翔陽とインターハイでぶつかり、当時1年生ながらエースだった藤真を肘打ちで負傷退場させ、エース不在の翔陽に勝利した。
以来、巷ではエースキラーと呼ばれるようになる。
ちなみに桜木からはカリメロと呼ばれている。
湘北戦では流川に肘打ちをカマし、その後罪悪感からペースが乱れて試合中に頭を強打し一旦退場する。
見舞いに来た北野監督と言葉を交わしコートに戻ってからは、呪縛から解き放たれたように活躍を見せた。
ちなみに湘北に負けたあと、流川へ謝罪と薬を届けた際に実家が薬局だということが判明している。
岸本実理

身長:188cm
背番号:#5
ポジション:PF
名言:豊玉は雑魚なんやって思われてしまうやろ?
南と幼馴染みで北野監督のいる豊玉に強い憧れを持つ。
短期で喧嘩っ早く、試合前から湘北や海南へ突っかかるが、牧からは「すまん…君だれだっけ?」と覚えられておらず赤っ恥をかいていた。
金平監督に「あんたは北野監督の半分しか生きてへんやんけ!」と暴言吐いたが、すぐさま「お前は俺の半分も生きてないだろうが!」と殴られ、見事なカウンターを食らう。
ちなみにポテンシャルの意味がわからないらしい。
板倉大二朗

身長:183cm
背番号:#6
ポジション:PG
名言:ボボォン!
宮城に対して身長をイジり、煽り散らかしてくる選手。
試合前日に宮城とぶつかった際には、小さすぎて見えなかったと宮城を挑発したが、宮城から「切符買っとけよ?明日帰るんだろ?(俺たちに負けるんだろ?)」と見事なカウンターを食らう。
矢嶋京平
身長:180cm
背番号:#7
ポジション:SG
岩田三秋
身長:190cm
背番号:#8
ポジション:C
大川輝男
身長:181cm
背番号:#14
陵南の彦一の中学時代の同級生。
愛和学院高校
インターハイ予選愛知県大会を2位で通過した高校。前年度のインターハイではベスト4の結果を残した。湘北のインターハイ3回戦の相手でもあったが、湘北は山王との2回戦で力を使い果たしていたため、愛和学院との3回戦では大差で敗退した。
諸星大
通称「愛知の星」と呼ばれる実力者。初登場シーンではいきなり担架で運ばれくるという強烈なインパクトを残した。
名朋工業高校
インターハイ予選愛知県大会で愛和学院を破り、大会1位で通過した実力校。インターハイ2回戦からの初戦では前年度全国ベスト8の常誠高校に大勝する。
森重寛
身長:199cm
体重:100kg
背番号:#15
ポジション:C
中2の夏からバスケを始めたばかりだが、1年生ながらもインターハイで他を圧倒する怪物。
大栄学園高校
インターハイ予選大阪府大会1位通過校。大阪府予選の対豊玉戦を観戦した彦一は、「新生・陵南の目標になるチームかもしれんで」と語った。
土屋淳
「長身のフロアリーダーで味方を活かすのが上手く、どことなく仙道さんタイプ」と彦一が太鼓判を押した4番。
憧れの仙道と比較することから、かなりの実力者と思われる。
常誠高校
インターハイ静岡県代表校。昨年の全国ベスト8の強豪。インターハイ前に遠征してきた湘北と合同合宿を行った。インターハイでは2回戦で名朋工業に大敗を喫する。
御子柴
最初の練習試合が終了した直後に赤木と「残り2つはウチが勝つ」と張り合っていたが、結果は1勝1敗1分けだった。赤木と別れる際に、湘北の実力を認めている様子。インターハイ2回戦では試合後、大敗のショックからベンチでうつむく様子を見せた。
堀高校
インターハイ福井県代表校。連載中に届いた福井県の読者のファンレターからのリクエストで登場。
スティーブ・大滝
背番号15。
エースでモヒカン頭。名前と設定は『週刊少年ジャンプ』2018年33号の創刊50周年企画である井上と鳥山明の対談で判明した。
馬宮西高校
インターハイ岩手県代表校。インターハイでは2回戦で海南大附属と対戦し大敗を喫する。
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