知っておきたい赤ちゃんの健康管理のポイント – 熱中症や夜泣き、かぜ予防のコツ –

こどもの悩み

<はじめに>

赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、親にとっても赤ちゃんにとっても新しいことがたくさんあり、戸惑うことも多いでしょう。赤ちゃんが成長するにつれて、様々な症状が起こることがありますが、初めての子育てママにとってはそれがどのような症状かわからないこともありますよね。

そこで今回は、赤ちゃんが成長過程で起こる症状とその対処法についてまとめました。初めての子育てママ必見です!

成長過程で起こる症状

1か月目

・お腹の張り(腸痙攣) ・寝汗が多い ・手足が赤くなる ・吐き戻しやげっぷが多い ・目やにがたまる ・おっぱいやミルクを飲み終わった後、ミルクの跡が口の周りに残る

2か月目

・赤ちゃんの泣き声が変わる(ギャン泣きからハッキリした泣き声へ) ・首が据わる ・ふくらはぎが硬くなる(足のつり) ・脱力症状が起こる(ぴたっと身体がだるくなる) ・むくみが起こる

3か月目

・笑顔が出る ・首がしっかりと据わる ・手を振ったり、つかまり立ちの練習を始める ・吐き戻しが減る ・寝返りができるようになる

4か月目

・声を出すようになる(「あー」「うー」など) ・指しゃぶりが始まる ・おしゃぶりを取ると泣く ・おもちゃに興味を持ち始める ・夜泣きが多くなる

5か月目

・舌を出して遊ぶようになる ・手の力が強くなる ・口に手を入れるようになる ・歯が生え始める ・ぐずりやすくなる

6か月目

・離乳食を始める(手づかみ食べやスプーンでの食事) ・前かがみになっておもちゃをつかむようになる ・ハイハイの練習を始める ・オモチャを投げるようになる ・夜泣きが減って、夜もよく寝るようになる

7か月目

・留まらず動き回るようになる ・物をつかまえて立ち上がるようになる ・言葉の意味を理解し始める ・おしゃぶりを手放す ・かぜや風邪を引きやすくなる

8か月目

・ハイハイが上手になり、早く動けるようになる ・つかまり立ちの練習をする ・食べ物に興味を持ち、いろいろなものを試してみるようになる ・ものごとの関係性を理解し始める ・夜泣きが増え、夜中に起きやすくなる

9か月目

・つかまり立ちができるようになる ・少しずつ歩く練習を始める ・物を探す力がつく ・独り言を言い始める ・熱中症になりやすく、水分補給が必要になる

10か月目

・ひとりで歩けるようになる ・言葉を覚え始める(「ママ」「パパ」など) ・物を積み重ねたり、崩したりすることに興味を持ち始める ・あやし方がうまくなり、自分であやせるようになる ・夜泣きが少なくなり、夜もよく寝るようになる

11か月目

・おしゃぶりをやめる ・自分で食べる力がつく(スプーンやフォークを使う) ・好き嫌いが出てくる ・自分の名前を理解するようになる ・かぜや風邪を引きやすくなる

1歳

・走り始める ・指差しやジェスチャーで自分の欲しいものを伝える ・「いいえ」という言葉を理解する ・恐怖心が出てくる(大人や見知らぬ人に泣く) ・夜もよく寝て、寝付きがよくなる

起こりやすい症状

上記の発達段階の中で、かぜや風邪を引きやすくなる、熱中症になりやすく、夜泣きが増えるなど、赤ちゃんの健康面に影響を与える症状があります。以下に、これらの症状に対する対処法を紹介します。

かぜや風邪を引きやすくなる

赤ちゃんは免疫力がまだ低いため、かぜや風邪を引きやすくなります。予防策としては、手洗いやうがいを徹底することが重要です。また、赤ちゃんが風邪を引いた場合は、安静にさせて十分な休息をとらせ、水分補給をしっかりと行いましょう。必要に応じて、医師の指示に従って薬を服用することも考慮してください。

熱中症になりやすくなる

夏場や室内での暑い場所では、赤ちゃんも熱中症になりやすくなります。赤ちゃんが暑さにさらされる時間を減らすように注意し、適温で過ごせるようにしましょう。赤ちゃんが汗をかくことが多い場合は、こまめに水分を補給することが大切です。

夜泣きが増える

夜泣きは赤ちゃんの健康に大きな影響を与えることがあります。夜泣きの原因には、お腹が空いた、おむつが濡れた、歯が生えているなど様々な理由があります。赤ちゃんが快適に寝られるように、寝具や部屋の温度、湿度を調整し、赤ちゃんの体調を常にチェックしましょう。また、夜泣きに対しては、落ち着かせるために抱っこやスキンシップを行うことも有効です。 これらの症状に対して、正しい対処法を実践することで、赤ちゃんの健康を守り、快適な成長を促すことができます。

不安がいっぱいの初めて子育て

あなたが献身的に赤ちゃんを支えているのは、必ず赤ちゃんにも伝わっています。わからないことだらけで不安になるのも当たり前です。赤ちゃんも初めての世界で初めて生活するわけですから、お互い不安な状態ということになります。

もし誰かの助言を聞くなら先輩ママである自分の両親、義理のご両親、病院の先生、地域のこどもクラブの仲間など、ひとりでも何でも相談できる人を作っておくと気持ちが楽になります。

この記事を読んで少しでも不安が和らげたら嬉しいです。

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